【オートサービスショー13】ボッシュ、EDRデータ読み出し解析ツール参考出品
自動車 ビジネス
企業動向

EDRは客観的、公平に事故原因を分析するために、衝突事故の前後の車の挙動やドライバーの操作を記録するもの。米国では当局がEDRの統一規格を定め、新車への装着を促している。
ボッシュのCDRは米国で販売されている日米欧12の自動車メーカーのEDRに対応しており、マーケティング部の里廉太郎氏によると「警察の事故解析担当者、保険調査員、自動車メーカーなどで使われている」という。
日本ではEDRのデータを使った事故分析が一般的に行われていないため、CDRの活躍の場は現時点ではないものの、「アメリカの次に、ヨーロッパやオーストラリア、中国でもEDR導入の準備が進められており、いずれ日本での普及が予想されることから、今回のショーでCDRを参考出品した」と里氏は述べた。
《小松哲也》