アシアナ航空、墜落事故当時の担当パイロットは長距離飛行トレーニング中

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サンフランシスコ国際空港の着陸事故現場
サンフランシスコ国際空港の着陸事故現場 全 6 枚 拡大写真

アシアナ航空214便をサンフランシスコ国際空港に着陸させようとしたパイロットは、長距離飛行のトレーニング中だったことを、同航空が明らかにした。

アシアナ航空の旅客機を着陸でクラッシュさせたパイロットのリー・カン‐クック氏は、土曜日の着陸当時、長距離飛行の経験はわずか43時間であったことが発覚した。

韓国運輸省の役員であるチョイ・セウン‐ヤウン氏は、それまでに異なるタイプの航空機を29回に渡って飛ばしたとしても、それは彼にとって777を初めてサンフランシスコで着陸させる手続きだったと証言している。

アメリカ国家運輸安全委員会(NTSB)の日曜日の見解によれば、この航空機は乗組員が2秒以下の直前に着陸を中止しようとしてクラッシュしたということである。航空機のコクピット・ボイス・レコーダーから入手した情報によれば、インパクトの7秒前に乗組員が加速しようとするまでは、何の異常も無かったとNTSBのチェアウーマンであるデボラ・ハースマン女史は語っている。

一方で2人の死者の身元がこの日に発表され、それらが2人の中国浙江省の16才の中学生である1であることが判明し、姓名はイェ・メンギュアンとワン・リンジアであることが明らかにされた。

7日の日曜日の段階では30人以上が病院に入院し、その中の8人は重傷とされ、病院関係者によれば、その中でも2人は脊髄の損傷による麻痺が見られているとのことである。

NTSBは7日の調査の結果、まだ事故の原因は完全に確定されていないとしている。

《河村兵衛》

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