ホーナー代表「タイトル争いは今後も四つ巴で続くだろう」

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
2013年 ドイツGPで勝利したレッドブルのセバスチャン・ベッテル(左)とシャンパンをラッパ飲みするキミ・ライコネン
2013年 ドイツGPで勝利したレッドブルのセバスチャン・ベッテル(左)とシャンパンをラッパ飲みするキミ・ライコネン 全 5 枚 拡大写真

レッドブルチーム代表クリスチャン・ホーナーは、今後のタイトル争奪戦がフェラーリとロータス、メルセデスAMGとレッドブルとの戦いになるとの予想を語った。

先週日曜日にニュルブルクリンクで勝利したベッテルは、ドライバーズタイトルのリードを再び34ポイントに拡大し、レッドブルのコンストラクターズの優位は2位メルセデスAMGに67ポイント差をつけるに至った。イギリスGPでのベッテルのギヤボックス故障がなければ、直近のレースは3連勝となっていたはずだが、それでもレッドブルが安泰になったとは思わないとホーナー。

「状況はほとんど四つ巴の戦いであり、ライバル3チームはどこも侮りがたい存在だ。シーズンはちょうど今中間点を迎えたばかりで、この先も嫌になるほど長い後半戦が待ち受けている。約束された勝利などひとつもないし、前半戦で4度のレースに優勝できたことは満足できる成果と思うが、このことも後半戦の保証とは成りえない」

ホーナーは、ピレリがドイツGPに持ち込んだタイヤを評価している。デグラデーションに関してはある程度の余裕が生まれた一方で、レース性は十分に確保されたという評価だ。

「ある程度開幕当初から予想はしていたことだが、レースに占めるタイヤの役割が大きくなりすぎた結果、多くのドライバーがマシンの能力をフルに発揮できなかったと感じていた。ドイツGPでは、どのドライバーもカナダGPのように思う存分プッシュしていた。こういうのをエキサイティングなレースと呼ぶのだと私は思う。ドライバーとドライバーがギリギリのところで競い合うレース、個々のセクターのタイムを競い合うのがF1のあるべき姿だと思っている」

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  2. アキュラの新型SUV『RSX』が初公開! SNSでは「デザイン、攻めてきたな」「逆輸入して」などホンダファンも反応
  3. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  4. 『ジムニー/ジムニーシエラ』のコックピットをかっこよく進化! 簡単取付けのデジタルメーターが新発売
  5. コメリが洗車グッズの新商品を発売、撥水力2倍のカーワックススプレーなど4アイテム
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る