養老鉄道、開業100周年の記念乗車券発売

鉄道 企業動向
養老鉄道が養老線開業100周年を記念して発売する記念乗車券。
養老鉄道が養老線開業100周年を記念して発売する記念乗車券。 全 1 枚 拡大写真

桑名(三重県桑名市)~揖斐(岐阜県揖斐川町)間57.5kmの養老線を運営している養老鉄道は、このほど「養老~池野間開通百周年記念乗車券」の発売を開始した。

養老線は1913年7月31日、最初の区間である養老~池野間が養老鉄道の路線として開業し、1919年4月27日までに全通した。その後は別の鉄道事業者への合併や分離、譲渡を繰り返し、戦時中に現在の近畿日本鉄道(近鉄)の路線となった。

養老線は赤字路線だったことから、2006年に沿線自治体による支援策が検討され、固定資産税の実質免除や運営費の支援などを実施することになった。これに伴い2007年2月14日には近鉄が全額出資する養老鉄道が設立され、10月1日からは近鉄が線路施設と車両を保有し、養老鉄道が近鉄から施設や車両を借り入れて列車を運行する経営体制に移行した。

記念乗車券の発売額は500円。12月31日まで下深谷、多度、駒野、養老、西大垣、大垣、揖斐各駅で発売する。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ソニー・ホンダ『AFEELA』にデジタルナンバープレート設定へ…背景色の変更やフォント調整が可能に
  2. 日産株価が3日続伸、SUV『パトロール』を日本市場に投入へ
  3. スバル米国最速モデル、新型電動SUV『トレイルシーカー』2026年初頭発売へ…約625万円から
  4. マツダ CX-5 新型、最高評価の5つ星獲得…ユーロNCAP
  5. MTのみの潔さに「ほぼ最高では?」 フィアット『500ハイブリッド』発表に国内でも注目集まる
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る