マレーシアの退職年齢引き上げ、258社の導入延期に同意…2013年1月1日まで

エマージング・マーケット 東南アジア

民間の定年退職年齢を60歳とする「2012年最少退職年齢法」が7月1日より発効したが、人的資源省は政府系企業(GLC)や多国籍企業(MNC)、中小企業(SME)など258社について導入延期を認めた。

延期が認証された企業は▽UEMグループ▽ブーステッド・グループ▽連邦土地再開発公社(FELCRA)▽ノースポート・マレーシア▽PLUSマレーシア--などの大企業を含む企業で、来年1月1日までの延期が認められた。

同法は2012年8月16日に官報掲載され、1月1日付けの発効が予定されていたが、雇用者側の反発を受け、人的資源省とMTUC、マレーシア経営者連盟(MEF)による3者会合で7月1日発効と決定していた。▽公務員▽臨時雇用▽契約社員▽試用期間中の従業員▽見習い学生▽マレーシア国籍を持たない者▽家政婦▽一般社員の70%以下の勤務時間のパートタイム労働者▽学生アルバイト▽同法が発効する前に55歳以上で退職しその後再び再就職する者--以外の被雇用者が対象になる。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  3. “プチカスタム”でサマードライブの楽しさをブーストアップ![特選カーアクセサリー名鑑]
  4. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  5. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  6. メルセデスベンツ車だけに特化!走りを静かにする「調音施工」認定店が埼玉県三郷市にオープン
  7. 新型スズキ『DR-Z』のライバル登場か!? KTMの新型スーパーモト発表に「思ったより安い」など熱視線
  8. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  9. 新型ドゥカティ『パニガーレV2S』日本上陸に「スイングアームアームすげー」「日本じゃ全力は使えない」など驚きの声
  10. 「盤石シャシー」に「戦甲車体」採用、ワイルドすぎるオフロードSUVが1時間で9700台受注の人気に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る