オペルの小型SUV、モッカ…韓国からスペインに生産移管へ

自動車 ビジネス 企業動向
韓国からスペインに生産移管されるオペルモッカ
韓国からスペインに生産移管されるオペルモッカ 全 5 枚 拡大写真

GMの欧州部門のオペルは7月10日、『モッカ』の生産を韓国からスペインに移管すると発表した。

モッカは2012年3月、ジュネーブモーターショー12で初公開。GMが2012年1月、デトロイトモーターショー12で発表した小型クロスオーバー、ビュイック『アンコール』をベースに開発された。

モッカには、アンコールとは異なる専用フロントマスクを採用。さらに欧州向けらしく、エンジンには1.7リットル直列4気筒ターボディーゼル「CDTI」が設定される。このCDTIユニットは、最大出力130ps、最大トルク30.6kgmを引き出す。

現在、モッカはGMの韓国工場で組み立てている。これを2014年の後半から、スペインのサラゴサ工場へ移管する。オペルによると、2012年夏の発売以来、モッカが欧州での人気が高いことを受けての対応だという。

オペルは生産移管の準備として、スペインのサラゴサ工場に8000万ドル(約80億円)を投資。5800名の雇用を維持する計画。

サラゴサ工場では現在、『コルサ』と『メリーバ』を生産。オペルのカールトーマス・ノイマンCEOは、「モッカの生産移管は、需要のある地で生産するという理念にかなうもの」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  3. ホンダ『スーパーEV』世界初公開へ、小型EVで「運転の楽しさ」提案
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. 「欧州のカローラになりそう」ルノーの最新ハイブリッドコンパクトに日本のファンも熱視線!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る