トヨタ紡織 Aptusコンセプト、全ての体格のユーザーに快適性を提供するシート

自動車 ビジネス 企業動向
トヨタ紡織がBASF主催のグローバルシートコンペで受賞したAptus
トヨタ紡織がBASF主催のグローバルシートコンペで受賞したAptus 全 6 枚 拡大写真

ドイツの総合化学会社BASFが主催した自動車用シートのグローバルコンペティション“sit down,move”で受賞したトヨタ紡織の『Aptus』は、“ひとつのシートで全ての体格のユーザーに快適性を提供すること”がコンセプトである。

【画像全6枚】

このコンセプトを実現するために、シート自体の形状が変化するという特徴を持たせた。ひとつは、シートの背もたれとサイドサポート部分の可変機構により、体重が重くなる程背もたれからサイドサポート部分にかけてが開き、軽くなる程包まれるように閉じる動きをする。

また、同じく体重によってリクライニング機構が働き、軽い場合はアップライトに、より重い乗員に対してはワンモーションでリクライニングし、適正なヒップポイントをカバーすることなどで、あらゆる体格の人に対応できるシートとなっている。

Aptusをデザインしたトヨタ紡織のクリスチャン・デリース氏は、「トヨタ紡織はかつてからユニバーサルデザインを尊重しており、全ての体格の人に合うシートにどう応用するかをスタディしたかった」とデザインのきっかけを述べる。

そこで、「シート形状は現在のシートのように固定ではなく、変化させたり、動かすことが出来るのではと考えました」と発案時を振り返り、これこそが最も重要なポイントでもあるという。

現在、Aptusのコンセプトをもとに、BASFジャパンと共同でプロトタイプを開発している。デリース氏は、「シート形状が人に合わせて変わる、動くということが一番重要です。例え見た目のデザインは同じであっても、シート形状が動くことの実現化がなされなければ意味がないのです」とし、シート形状の変化がプロトタイプに必ず反映させることを強調した。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. フォルクスワーゲン12車種、パワーステアリングのアシストが無効化のおそれ…5月掲載のリコール記事まとめ
  2. 『ムーヴ』『タント』をスタイリッシュにローダウン! ブリッツの車高調キット「DAMPER ZZ-R」シリーズがリニューアル
  3. 日産『スカイライン』次期型、V6ツインターボ搭載で420馬力なるか⁉…今週の土曜ニュースランキング
  4. 【ジープ アベンジャー4xeハイブリッド 新型試乗】ゆったりとしたBEVに対し“小気味いい”走りに好感…島崎七生人
  5. フォルクスワーゲンの12車種3116台にリコール…パワーステアリングのアシストが無効化のおそれ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. ホンダ「2026ビジネスアップデート」…次世代HV15車種投入、2029年度営業利益1兆4000億円
  2. 「電気バス」でつながる聖地・高野山、導入の裏にあった合理的な理由
  3. ステランティスと中国リープモーター、戦略的提携を拡大…スペイン工場でEV生産へ
  4. NISMO、豪州に初の海外パフォーマンスセンター設立へ…『スカイラインGT-R』のレストア事業も強化
  5. 「ヤンチャEV」「欲しいぃぃ」ホンダの小型EV『スーパーワン』発売にSNS興奮!約340万円の価格に「安すぎる」の声も
ランキングをもっと見る