ヴィクトリー日本参入、アジア事業部長クリフォード氏「長期的なビジョンで認知度アップに努める」

モーターサイクル 企業動向
ヴィクトリー東京
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7月12日、グランドオープンを翌日に控えた「ヴィクトリー 東京」の内覧会が都内で行われた。

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会には、正規代理店のホワイトハウスから木村文夫代表取締役が、ブランドを取り仕切る米・ポラリス社からロス・クリフォード アジア パシフィック ラテン アメリカ・モーターサイクル事業部長が参加。

クリフォード氏はアジア参入の現状と日本での展開について、「フィールドは現在中国、台湾、インドネシア、タイ、マレーシアなど多岐に渡っています。その中でもやはり中国市場の存在感は大きいのですが、日本はアジア・パシフィックでも特にライダー人口が多い国。今後はアジアで一、二を争うキーマーケットになると感じています」と述べた。

また、「私たちが作っているのは、日本企業のバイクとはスタイルが違うので直接競合する心配はないと思います。ハーレー、インディアン、ヴィクトリーという三大アメリカン・クルーザーブランドの中でどのように個性を出していけるかを重要視しています」と話した。

その一方、これまで106キュービックインチ(1730cc)の大きなエンジンを作るために研究開発、ブランディングを進めてきたところだが、今後排気量を下げたラインナップ増加の可能性もあるという。

最後に、「まずはブランドの認知度を高めて、シェア拡大に繋げたい。今回、晴れて東京と名古屋という主要な場所に出店を果たしましたが、ディーラーネットワークを広げる意味でも、今後ホワイトハウスと連携して各地での展開を検討中です」と展望を語った。

《吉田 瑶子》

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