【NASCARスプリントカップ 第19戦】トヨタのヴィッカースがニューハンプシャーでまさかの勝利

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
ブライアン・ヴィッカース
ブライアン・ヴィッカース 全 6 枚 拡大写真

NASCARは7月14日、ニューハンプシャー・モーター・スピードウェイで行われた、キャンピング・ワールド・RV・セールズ301のレースでマイケル・ウォルトリップ・レーシングのパートタイム・ドライバー、ブライアン・ヴィッカースが優勝したことを伝えた。

ヴィッカースのキャリアで3度目となるこの勝利は、2009年の8月以来、初めてのもの。彼はグリーン/ホワイト・チェッカーのフィニッシュで2位のカイル・ブッシュを引き離し、チェッカーフラッグを獲得した。ジェフ・バートンが3位に入り、ポールシッターのブラッド・ケセロウスキーが4位、アリク・アルミロラが5位となった。シリーズのリーダーであるジミー・ジョンソンは予選失格の為に最後尾からレースをスタートしたが、猛チャージを見せて6位でフィニッシュすることとなった。

またケビン・ハーヴィック、カール・エドワーズ、マット・ケンゼス、ジェフ・ゴードンがトップ10でフィニッシュした。トニー・スチュアートはレースで84ラップをリードしたが、最終2ラップ目でガス欠を起こし、26位まで順位を下げてしまった。

スチュアートはシボレーのポール・メナードとジェフ・ゴードンが接触し、ゴードンが第258ラップの第2ターンでスピンを起こした時、完全な燃料管理モードに入っていた。NASCARはこのアクシデントにより、この日のレースの11度目のコーションを宣言し、第263ラップでスチュアートとブッシュがサイド・バイ・サイドで再スタートすることとなった。

スチュアートはトップを24ラップ保持したが、ヴィッカースはレースの後半でカイル・ブッシュを交わし、その4ラップ後にフロント・ストレッチでスチュアートを追い抜いてトップに立った。NASCARが第297ラップでコーションを宣言した時、ヴィッカースは4年来の勝利に向かって巡航し、残り2ラップのスプリントでブッシュを抑えて勝利を手にした。

キャンピング・ワールド・RV・セールズ301の結果

1. ブライアン・ヴィッカース(トヨタ)
2. カイル・ブッシュ(トヨタ)
3. ジェフ・バートン(シボレー)
4. ブラッド・ケセロウスキー(フォード)
5. アリク・アルミロラ(フォード)
6. ジミー・ジョンソン(シボレー)
7. ケビン・ハーヴィック(シボレー)
8. カール・エドワーズ(フォード)
9. マット・ケンゼス(トヨタ)
10. ジェフ・ゴードン(シボレー)
11. ケーシー・ケーン(シボレー)
12. ジェイミー・マクマーレイ(シボレー)
13. クリント・ボウヤー(トヨタ)
14. デール・アーンハート・Jr(シボレー)
15. グレッグ・ビッフル(フォード)
16. マーティン・トゥルエクス・Jr(トヨタ)
17. ポール・メナード(シボレー)
18. デビッド・ギリランド(フォード)
19. デビッド・レーガン(フォード)
20. デビッド・ストレンメ(トヨタ)
21. ダニー・ハムリン(トヨタ)
22. A.J.アルメンディンガー(シボレー)
23. デイブ・ブラニー(シボレー)
24. パブロ・モントーヤ(シボレー)
25. ジョー・ネメチェク(トヨタ)
26. トニー・スチュアート(シボレー)
27. ボビー・ラボンて(トヨタ)
28. デビッド・レウティマン(トヨタ)
29. J.J.イェレイ(シボレー)
30. ケン・シュレーダー(フォード)
31. カート・ブッシュ(シボレー)
32. ランドン・カシル(シボレー)
33. マルコス・アンブロス(フォード)
34. リッキー・ステンハウス・Jr(フォード)
35. ジョシュ・ワイズ(フォード)
36. ケーシー・メアーズ(フォード)
37. ダニカ・パトリック(シボレー)
38. トラヴィス・クヴァピル(トヨタ)
39. ライアン・ニューマン(シボレー)
40. ジョエイ・ロガーノ(フォード)
41. モーガン・シェファード(トヨタ)
42. マイケル・マクドウェル(フォード)
43. マイク・ブリス(トヨタ)

《河村兵衛》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. スバルマークの方が似合う? 新型ダイハツ『ムーヴ』のスバル版にSNSも注目!
  5. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る