【エコオフィスEXPO13】鳥よけの忌避剤、需要増加中…自動車工場でも採用

モータースポーツ/エンタメ エンタメ・イベント
プロテクトの忌避剤
プロテクトの忌避剤 全 1 枚 拡大写真

東京ビッグサイトで開催された「エコオフィス/エコ工場EXPO2013」(7月10日~12日)には、ユニークな製品もいくつか展示されていた。その一つがプロテクト(本社・三重県津市)が製造する鳥を寄せ付けない忌避剤だ。

この主成分はハーブ系植物エキスと保湿剤、増粘剤、植物油を混ぜてペースト状にしたもので、これを塗布するだけで、鳥が寄りつかなくなるのだ。「鳥の種類によって、混ぜる成分を変えていますが、塗布後、数日から10日ほどで効果が現れます。もちろん、鳥や人に害のあるものではなく、鳥の習性を利用して、嫌がる匂いや感触などで寄せ付けなくしているんです」と同社関係者は話す。

すでに、学校や病院、工場、倉庫など多くのところで導入されており、三菱自動車や日野自動車といった自動車メーカーも工場にこの忌避剤を塗布しているそうだ。「発売して20年近くになりますが、年々右肩上がりで販売数量が増加しています」

同社では、この鳥用の忌避剤以外にも、猿用とイノシシ用の忌避剤も販売しており、「これからは法人だけでなく一般向けにも広げていきたい」と説明した。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  2. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
  3. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  4. Z32ファン感涙、レトロ感あふれる『フェアレディZ』が話題…9月の新型車記事ベスト5
  5. スバル『フォレスター』試乗して分かった日本車に対する本音とは…9月の試乗記ベスト5
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る