消費者景況感、マレーシアは改善=マスター調査

エマージング・マーケット 東南アジア

マスターカード・ワールドワイドによる消費者景況感の調査で、マレーシアの今年上半期の消費者景況感指数は、74.1ポイントとなり前回調査から2.8ポイントアップとなった。

アジア太平洋地域16カ国・地域中で7番目に楽観度が高かった。

同調査は昨年4月から5月にかけて、▽景気▽雇用▽固定収入▽株式市場▽生活の質--の5項目に関して調査したもので、50は中立で、50以上は楽観、50以下は悲観的であることを示す。マレーシアは雇用が76.3から78.3に、景気が68.3から74.3に、株式市場が57.6から65.4に、生活の質が68.3から69.5にそれぞれ上昇。唯一、固定収入のみが85.9から82.7にダウンした。

アジア太平洋16カ国・地域の平均は63.3で、1.2ポイント上昇した。最も高かったのはミャンマー(96.0)で、以下、インド(82.0)、インドネシア(81.0)、フィリピン(79.9)、中国(76.9)、タイ(74.9)の順となった。反対に最も低かったのはバングラデシュの22.2で、豪州(46.1)、ニュージーランド(49.9)も低かった。日本は60.7だったが、37.0ポイントの大幅改善となった。韓国も14.8ポイントアップした。

伊藤 祐介

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  3. トヨタ『ハイラックス』新型、11月10日にタイで世界初公開へ
  4. 【トヨタ ランドクルーザーFJ】「ランクルらしさ」と“サイコロ”を融合した小さいランクル、デザインの肝
  5. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  6. 12/12【無料・オンラインセミナー】SDVとAIが変えるクルマとクルマ作り~欧州vs日本のクルマの今と未来~
  7. 三菱自動車の営業利益81%減、赤字92億円 2025年度上半期決算
  8. アバルト最初のSUV『パルス』、Netflix『ストレンジャー・シングス』仕様をブラジルで限定発売…隠し装備も
  9. “トヨタ色”薄まる日野自動車、三菱ふそう統合後はダイムラー出身の新社長[新聞ウォッチ]
  10. MASERATI 111th “永続する美と走り”をいま、あなたの週末へ。PR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る