マレーシア製造業業況、楽観的な見方広がる FMM&MIER調査

エマージング・マーケット 東南アジア

世界経済には依然として不透明感が漂っているが、マレーシアの製造業者の間では、楽観的な見方が広がっている。

マレーシア製造業者連盟(FMM)のヨン・ポーコン会長によると、FMMとマレーシア経済研究所(MIER)が共同で調査を行った業況指数(BCI)は、今年上期に108ポイントとなり、分岐点である100ポイントを上回った。2012年下期からは19.1ポイント、2012年上期と比べて11.2ポイントの増加となった。

今年上期は、生産量や国内の販売高、生産能力の活用などで改善が見られた。
調査では、製造業の多くが今後12か月に生産能力拡大や運営コストの削減、価格の管理、新規市場への参入、新製品・サービスの発表を通じて市場シェアを拡大させる方針であることが明らかになった。

マレーシアのビジネス界の懸念事項としては、米国の経済成長が鈍化していることやユーロ圏の経済が脆弱であることがあがった。

千田真理子

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