【オフィス防災EXPO13】発電する電動自転車、子育て世代に大好評

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東部の電動自転車「エアロアシスタント」
東部の電動自転車「エアロアシスタント」 全 2 枚 拡大写真

いまや年間40万台近くの市場に成長した電動アシスト自転車。種類も数多く出ているが、発電できるものとなると、おそらく東部(本社・愛知県春日井市)のものだけだろう。

「エアロアシスタント」と名付けられたそれは、回生充電機能を搭載していて、下り坂などの惰性走行時にホイールの回転力を利用してエネルギーを回収し、備え付けのリチウムバッテリーに充電するのだ。また、アシスト機能をオフにする発電モードにすれば、ペダルをこぐ力のほとんどが発電に回る。しかも、バッテリーは取り外し可能で、非常用電源としても便利に利用できるようになっている。

「フル充電でスマートフォン25台分を充電することができます」と同社関係者は話し、開発に5年の歳月をかけ、10年ほど前に完成したという。「販売台数は年々拡大していき、今では年間5000台ほどになりました。特に子育て世代にはチャイルドシートがつけられるということで非常に好評で、よく買っていただいている」そうだ。

大きさは全長150cm、高さ105cm、幅58cmで、重量は約26kg。タイヤはバンクしないものを使用し、フレームも非常に頑丈にできている。車にぶつけられてもほとんど大丈夫だったというエピソードもあるほどだ。

価格は15万6240円だが、リアカーなどお客の要望に応じてさまざまな付属品をつけてくれるという。「うちは小さな会社なので、小回りをきかせ、大手ができないことをして差別化をしていかなければならない」と同社関係者は強調し、今後もお客の声を聞いてより良いものに改良していく方針だ。

《山田清志》

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