【フィット プロトタイプ 試乗】より刺激的に、RSは“これぞホットハッチ”…竹岡圭

試乗記 国産車
ホンダ フィットRS(プロトタイプ)
ホンダ フィットRS(プロトタイプ) 全 30 枚 拡大写真

新型『フィット』のプロトタイプ、いちばんインパクトがあったのは、やっぱり「RS」の6MTモデルですね。誤解を恐れずに言っちゃうと、現行型はコスメティックモデル+αな感じが強かったですけど、新型はホットハッチ感が強まっているんです。

とにもかくにも軽いっ!ボディサイズに見合った適度なパワー感、ショートストロークのシフトフィール、グイグイ鼻先が入っていくようなハンドリング。足回りはそれなりにカタイんだけれど、その中にもストローク感があってしなやかさが感じられ、乗り心地もちょうどイイ感じ。

ブレーキフィールも自然でコントロール性が高かった。とにかく、ホットハッチに必要な軽さとしっかり感と、パワーと乗り味のちょうどよさが上手くバランスしていて、乗っていて気持ちイイんです!

ちょっと残念だったのは、インテリア。RSとハイブリッドのシートは柄を含めてまったく同じだし、メーター周りは“RS”のロゴがあしらわれている程度で、それ以外はガソリン標準車と同じだったので、なんとなく特別感が薄まっちゃうところがあるんですね。

運転中はインテリアしか目に入らないですから…。ってもしかしたらホンダさん、これはカスタマイズベースだという風に考えていらっしゃるのかも? 発表時にはホンダアクセスさんや無限さんあたりから、東京モーターショーやオートサロンに出すような、すんごいモデルが出てきたりして。

■5つ星評価
パッケージング:★★★
インテリア/居住性:★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★

竹岡圭|モータージャーナリスト・タレント
「クルマ&カーライフは楽しくなくっちゃ!」をモットーに、紙媒体はもちろん、Web、テレビ、ラジオ、テレビまで幅広く「世界中で喋って・書いて・走って」活躍する女性モータージャーナリスト。クルマのインプレッションのほか、カーグッズを含めたカーライフ全般を女性の視点からレポートする。日本自動車ジャーナリスト協会(A.J.A.J.)理事、日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。

《竹岡圭》

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