トヨタ自動車とスバル（富士重工）の新型FRスポーツカー、『86』と『BRZ』。米国市場に2012年5月下旬、投入された両車について、2013年6月の販売結果がまとまった。
これは、両社の米国法人が公表したもの。86は、米国ではサイオン『FR-S』として、2012年5月に納車がスタート。一方、BRZも2012年5月から、米国でのデリバリーが始まっている。
まずはBRZだが、2013年6月の売り上げは789台と、過去4番目に多い販売台数を記録。BRZのこれまでの米国販売は、2012年6月818台、7月498台、8月623台、9月508台、10月402台、11月527台、12月497台、2013年1月463台、2月420台、3月905台、4月812台、5月679台。BRZの米国販売は上昇と下降を繰り返してきた。2012年5月から2013年6月累計では、8212台を販売。また、6月の対前年比は、3.5％減。
ちなみに、同じ日本車のスポーツカーとして、競合するマツダ『MX-5ミアータ』（日本名：『ロードスター』）は6月、630台を販売。前年同月比は4.4％減と、2か月ぶりのマイナスだった。
また、サイオンFR-Sの6月実績は1815台と、サイオンブランドの最量販車に君臨。同車の販売は、2012年6月の2684台をピークに、7月1649台、8月1913台、9月1133台、10月1107台、11月1350台、12月1495台、2013年1月1443台、2月1369台、3月1828台、4月1629台、5月1937台と、スバルBRZ同様、上下の動きを繰り返してきた。6月は、再び下降傾向を示す。前年同月比は32.4％減と、昨年の好調な立ち上がりの反動減に。
なおサイオンFR-Sは、2012年5月から2013年6月累計で2万1438台を売り上げている。
