【F1】マルドナド「ピレリタイヤの変更に期待してる」

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
パストール・マルドナド(2013年 F1オーストラリアGP)
パストール・マルドナド(2013年 F1オーストラリアGP) 全 6 枚 拡大写真
ウィリアムズのパストール・マルドナドは、シルバーストーンでのピレリ改良版タイヤテストを終え、ウィリアムズのポテンシャルを引き出す上で有効だろうという感想を語った。

昨年マルドナドは同時期に29ポイントの得点と優勝1回を記録していたが、今年はまだノーポイントだ。マルドナドはFW35と自己のドライビングスタイルが一致しないことを原因に挙げる一方で、ピレリの改良タイヤ(2012年スペックの構造に、2013年のコンパウンドを貼り合わせたタイヤ)が導入されるハンガリーGP以降はパフォーマンスは上向くと期待する。

「今年は手足を縛られながらドライビングしているように感じている。マシンをドライブするというより、他のドライバーの後をついて走っているだけだ。ちょっと本気でドライブすると、大抵は悪い結果につながってしまう。仕方なしに僕はタイヤへの入力をジェントルなやり方でドライブしている。新しいタイヤで僕の昔のドライビングスタイルを受け入れてくれることを願っているよ」

シルバーストーンテスト2日目の木曜、マルドナドは71周を走行し、新タイヤを「信頼性という点では進歩している。安定性は高いと見た」と評しつつも、セットアップを変えての試行が許されないためパフォーマンスへの影響は評価できなかったと語った。

「今回のテストはマシンを一切いじってはいけないというんだよ。スタートシミュレーションも駄目、セットアップも動かすな、空気圧も変えてはならない。一切というのはそういう意味だ。できたのは、ミディアム、ハード、プロトタイプのコンパウンド比較だけ。こんなテストはちょっと珍しいよね」

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  3. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  4. 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
  5. メルセデスベンツ、3年間で40車種以上投入へ…次期『Cクラス』は2026年春生産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る