トヨタ、岐阜県に新サービスセンター竣工…人材育成強化

自動車 ビジネス 企業動向
トヨタ自動車・多治見サービスセンター(研修棟)
トヨタ自動車・多治見サービスセンター(研修棟) 全 2 枚 拡大写真

トヨタ自動車は7月22日、新施設「多治見サービスセンター」の竣工式を岐阜県多治見市の同敷地内で実施した。新施設は、国内外の販売店サービススタッフの育成や、車両修理技術の研究・開発を目的としたもの。

竣工式には、古屋圭司国務大臣、古田肇岐阜県知事、古川雅典多治見市長らを来賓に迎え、豊田章男社長、前川眞基副社長ら約120人が出席。式典では、豊田社長が「多治見サービスセンターではお客様の現場を再現し、現地現物で確認するとともに、地域ごとに最もふさわしい形でサービススタッフを育成していく。世界のサービススタッフの方々と心を一つに、『もっと安全で安心なモビリティ社会の実現』に近づけていきたい」と語った。

新施設は従来の日進研修センターの拡充を狙いに新設。敷地面積18万7000平米、4階建ての「研修棟」と、1.3kmの周回路と国内外の路面環境等を再現した特殊路面で構成する「走行確認路」を備えており、ユーザーがトヨタ車を使用する“現場"を再現し、「現地現物」で確認する実践的な研修を実施する。

新施設竣工により、国内外から受け入れる受講者数も、年間2600人から4800人に拡大、将来的には、サービス技術の研究・開発機能も移転することで、サービス技術に関するグローバルな競争力強化の基盤を築いていく。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  2. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  3. 【メルセデスベンツ Eクラスオールテレイン 新型試乗】Eクラスを選ぶならこれが一番。ただしお値段は…中村孝仁
  4. トヨタ『ランドクルーザー』公式アイテム、2025年夏の新作発売へ
  5. 「4ドアとは思えないくらい綺麗」メルセデスAMGの1360馬力超コンセプトカーに、日本のファンも注目
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る