ボッシュのデナーCEO、ITUの世界電気通信・情報社会賞を受賞

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ボッシュのデナーCEO、ITUの電気通信・情報社会賞を受賞
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国際電気通信連合(ITU)はジュネーブで、ボッシュのフォルクマル・デナー会長兼CEO(最高経営責任者)に2013年度の世界電気通信・情報社会賞を授与した。

国連の専門機関であるITUが、交通安全の向上に取り組むボッシュの努力を表彰式で高く評価したもの。

ジュネーブに本部を置くITUのハマドゥーン・トゥーレ事務総局長は、ボッシュが最新の情報通信技術を活用し、交通安全を向上させるために模範的な例を示したと称えた。今回は、デナー会長のほか、スイス連邦の大統領であるウーリ・マウラー氏、国際自動車連盟(FIA)のジャン・トッド会長も賞を受賞した。

ITUは、無線周波数の割り当てや登録を始め、電気通信に関係する世界規模の問題に取り組んでいる。そのほかにも同組織は、2020年までに世界中の道路安全性の大幅改善を目指した国連の「交通安全のための行動の10年」キャンペーンを支援している。

危険の可能性を検知し、それを事前にドライバーに警告する支援システムを開発している。このシステムのカギを握るのがレーダーセンサーだが、このセンサーには世界で共通した確実な周波数が必要となる。ボッシュでは、システムが確実に作動するため、76~81GHz周波数帯を世界中で自動車のレーダー用途に割り当てることが重要と見ている。2015年の世界無線通信会議で、これがテーマとして取り上げられる予定で、ボッシュとITUは共同研究を進めている。

《レスポンス編集部》

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