【テスラ モデルS 試乗】今いちばん未来を感じさせてくれるクルマ…竹岡圭

試乗記 輸入車
テスラ・モデルS 内装
テスラ・モデルS 内装 全 18 枚 拡大写真

先日、映画バックトゥザフューチャー2を見ていたら、あの未来の世界が2015年ということに愕然としてしまいました…。

【画像全18枚】

だって、それってもう再来年ジャン! 自分がそれだけ歳を重ねてしまったことにもビックリですが、ものすごい未来のことだと思っていた2015年を目前にして、クルマもスケートボードも、まだまだ空を飛ぶには至っておりません。

そんな中、今いちばん現実的に未来を感じさせてくれるクルマといったら、テスラ『モデルS』、これで決まりでしょう。なんたって、まずドアをどうやって開けるのか? で、悩んじゃうくらいですから。そのドアを開けてまず目に飛び込んでくるのは、17インチのタッチパネル式のディスプレイモニター。実はこれがこのクルマの司令塔になっているんです。クルマのパワーのオン・オフから、各種セッティング、サンルーフの開閉に至るまで、これですべてをコントロールするという仕組みなんですよ。もちろん、この中にオーディオもナビもすべて組み込まれているので、まぁi-Padでクルマを動かす感覚に近いかもしれませんね。

運動性能の方もなかなかサプライズなものに仕上がっています。最高出力416hp、最大トルク443lb-ftを発揮する、超パワフルなEVですから、とにかくトルクがスゴイんです。アクセルペダルにチョンと足を乗せれば、シュルシュル~っと走り出し、ペダルをちょっと踏み込むとすぐさまグワッと飛び出してしまうくらいの力強さ。

85kWhパフォーマンスというグレードでは、0~60mphがたったの4.4秒と言いますから、その瞬発力の高さはさすがEVという感じです。ちなみに、パワーの出方や回生ブレーキの利きなどは、すべて例のタッチパネルからコントロールできるので、自分好みに作り上げる楽しみを持っているクルマと言ってもいいでしょう。

それもこれも、ベースがちゃんとしてるからこその成せる技。前後重量配分50:50、というレイアウトや、床下に電池を敷き詰めた低重心設計、4段階のエアサスによる車高調整機能等々が折り込まれていて、直進安定性やコーナリング性能は、想像以上に高いんです。EVなので重さはありますけど、きちんとセッティングを選べばクルマに振り回されてしまうということはなく、ドライバーが思った通り操れるといった性格付けもできます。

そしていまテスラモデルSを購入した場合、間違いなく言えることは、モテるということです。ブルブルとしたエンジン振動もないし、静粛性は高いし、スペースは広いしと、寛ぎ度満点ですからね。それよりなにより、今、いちばん未来を感じさせてくれるクルマなんですから、モテ車ナンバ-1は確実でしょう。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★★

竹岡圭|モータージャーナリスト・タレント
「クルマ&カーライフは楽しくなくっちゃ!」をモットーに、紙媒体はもちろん、Web、テレビ、ラジオ、テレビまで幅広く「世界中で喋って・書いて・走って」活躍する女性モータージャーナリスト。クルマのインプレッションのほか、カーグッズを含めたカーライフ全般を女性の視点からレポートする。日本自動車ジャーナリスト協会(A.J.A.J.)理事、日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。

《竹岡圭》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ『ステップワゴン e:HEV スパーダ』に特別仕様「ブラック エディション」、価格は418万5500円
  2. マセラティ『グラントゥーリズモ』、現行型最後の限定車「ネロ・インフィニート」は日本で2台限り…2377万円
  3. マツダの中国製EVがタイで攻勢、新型SUV『CX-6e』約580万円から発売…先行投入の『6e』は販売好調
  4. フォロフライの商用EV「F11VS」、3人乗りミドルルーフ仕様を受注開始…荷室高150mm拡大
  5. フィアット『トポリーノ』に2台のワンオフ、スピードスターと4シーター登場…ジウジアーロらが制作
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. EU「欧州製EV」優遇へ、産業加速法を審議---売れるEVと売れないEV
  2. シェフラー、ヒューマノイドロボット向け成形波動ギアボックスを2027年量産開始…自動車向けノウハウ活用
  3. インド国産化の進め方、事業の核の築き方【インド・新自動車大国の素顔】
  4. NITTANのエンジンバルブ技術、インドで実証へ…経産省グローバルサウス事業に採択
  5. CASE革命と電動化、次世代の自動車部品
ランキングをもっと見る