【VW 輸入100万台】ブランド年間販売台数、6万台突破目指す

自動車 ニューモデル 新型車
VW ゴルフ TSI コンフォートライン
VW ゴルフ TSI コンフォートライン 全 26 枚 拡大写真

フォルクスワーゲン グループ ジャパン(VGJ)は7月17日、同社が日本に正規輸入するフォルクスワーゲン車の累計台数100万台目の陸揚げを豊橋インポートセンターで公開し、あわせて最新モデルの試乗会を行った。

試乗車として用意されたのは、6月に発売された新型ゴルフをはじめ、up!、ザ・ビートルなど。

まず試乗したのは、昨年10月に発売されたup!。すでに国内で1万台以上を販売し、ゴルフやポロと共にVWの3本柱となっている最小VWだ。エンジンは1リットル3気筒だが、動力性能は十分。また、VWの上級モデルに通じる重厚で上質な乗り味も印象的。低速域での追突回避や衝突被害の軽減を行う自動ブレーキシステム「シティエマージェンシーブレーキ」も全車標準で、価格は149万円~183万円。

続いて試乗したのは、新型ゴルフの中間グレード、TSI コンフォートライン。エントリーグレードのトレンドラインと同じ新開発の1.2リットルDOHC直噴ターボエンジンを搭載する。up!から乗り換えたことを差し引いても、Dセグメント車のような高級感のある乗り心地、静粛性の高さ、内装の質感は驚異的。アイドリングストップからの再始動もスムーズで、もはや意識にすら上らない。価格はTSI トレンドラインが249万円、オートエアコンや16インチタイヤを備えるコンフォートラインが269万円。

さらにゴルフの最上級グレード、TSI ハイラインにも試乗した。エンジンは新開発の1.4リットルDOHC直噴ターボになり、パドルシフトも標準装備。1.2リットルでもパワーは文句なしだが、ハイラインではさらに胸のすく加速感が味わえる。またハイラインのタイヤは17インチが標準になるが、ノーマルダンパー仕様でも乗り心地は極めてしなやかだった。価格は299万円。

なお、VW車の昨年の国内販売台数は5万6188台だったが、今年上半期は過去最高のペースで推移しており、通年で過去最高だった2001年の6万1121台を上回ることを目標としている。

《丹羽圭@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  2. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  3. ホンダ『プレリュード』新型、ホームページで先行公開…発売は9月
  4. ホンダ『N-ONE e:』の価格を予想、280万円台からか…実質ガソリンモデル並み?
  5. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る