東京モノレールは7月23日、同社と日本航空(JAL)が共同で展開していたキャンペーンを悪用し、JALのマイルを不正に取得していた社員を処分したと発表した。
両社は2012年11月1日から2013年2月28日まで、「モノレールに乗ってマイルをためようキャンペーン」を実施。東京モノレールの指定された割引切符を購入し、羽田空港第1ビル、羽田空港第2ビル、羽田空港国際線ビル3駅の改札口で購入した割引切符とJALマイレージバンクのカード(JMBカード)を提示すると、JMBカードを専用のカードリーダーに通してJALマイルをプレゼントする仕組みだった。
今回処分された社員は、切符を購入せずに自分のJMBカードをカードリーダーに通し、JALマイルを不正に取得していた。東京モノレールは社員に対する指導教育を再徹底し、再発防止に取り組んでいくとしている。