マルチスズキの4-6月期決算…純利益は49%の大幅増

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スズキ・スイフトの4ドアセダン、Dzire
スズキ・スイフトの4ドアセダン、Dzire 全 1 枚 拡大写真

インド乗用車市場で約40%のトップシェアを握るスズキの現地法人、マルチスズキは7月25日、2013年4- 6月期の決算を公表した。

同社の発表によると、売上高は999億5100万ルピー(約1670億円)。前年同期比は5.1%増のマイナスだった。純利益は63億1600万ルピー(約105億円)。前年同期に対して、49%の大幅増益を達成している。

売上げの減少は、インド新車市場全体の減速の影響。それでもマルチスズキは、前年並みの市場シェアを維持しているという。為替相場の変動も輸出に有利に働き、売上げに与えた影響を限定的にとどめた。

また、大幅な増益となった要因は、コスト削減努力の成果による部分が大きい。為替相場とマルチスズキの子会社、スズキ・パワートレイン・インディア・リミテッドとの合併も、利益を押し上げた。

マルチスズキの2012年度のインド新車販売台数は、前年度比4.4%増の105万1046台。3年連続で年間100万台を突破している。

《森脇稔》

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