日産田川執行役員、アベノミクス効果「間違いなくプラスの影響でている」

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日産自動車 田川丈二執行役員
日産自動車 田川丈二執行役員 全 4 枚 拡大写真

日産自動車の田川丈二執行役員は、安倍政権が掲げる経済政策「アベノミクス」の効果について「自動車産業にとって、今までの6重苦を少しでも回復する方向に作用しているので、間違いなくプラスの影響がでている」との見方を示した。

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田川執行役員は7月25日に横浜市にある本社で開いた決算会見後、一部報道陣に対し「例えば超円高が修正されたのもアベノミクスというか政権交代の一環であると考えれば、698億円の為替による(利益押し上げの)影響というのは円高が是正されたためといえる」と述べ、同社の第1四半期決算にもアベノミクスの効果が表れていること説明した。

さらに「足元、少し増産基調になってきており、(一部工場で)シフトが1直から2直になったり、期間従業員も900人増えている。残業代などで少しプラスの収入もあったりする。これがずっと続くかどうかというのはまだ色々見極めていかなければいかないが、もし続けばさらにプラスの影響が出る可能性はある」とも述べた。

《小松哲也》

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