日本車両、鉄道車両事業は大幅増収、輸送用機器など不振…第1四半期決算

鉄道 企業動向
日本車両が一部の車両を受注したL0系。
日本車両が一部の車両を受注したL0系。 全 1 枚 拡大写真

日本車輌製造が7月25日に発表した今年4~6月期(第1四半期)の連結決算は、営業利益が前年同期比19.1%減の4億5500万円だった。売上高は109.7%増の259億5000万円と倍増した。

鉄道車両事業では、国内は名古屋鉄道(名鉄)や名古屋市交通局、東京地下鉄(東京メトロ)銀座線の電車、海外は米国向け2階建て電車や台湾向け車体傾斜式特急電車などの売上があった。JR東海向けの超電導リニア車両L0系も納入した。前年度から売上げ計上が繰り下がった案件もあったため、大幅増収となった。

収益では輸送用機器と鉄構事業、建設機械事業の減収の影響から、経常利益は9.3%減の5億7600万円だった。当期純利益は固定資産売却益の計上で262.2%増の11億1800万円と大幅増益となった。

通期業績見通しは保有していた土地の売却益計上で、当期純利益のみ上方修正した。最終利益は前回予想より10億円増の68億円となる見通し。

《レスポンス編集部》

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