弘南鉄道、弘南線に「田んぼアート」アクセス用の新駅を整備…7月27日開業

鉄道 企業動向
7月27日に開業する田んぼアート駅の位置。道の駅いなかだての西側に設けられる。
7月27日に開業する田んぼアート駅の位置。道の駅いなかだての西側に設けられる。 全 1 枚 拡大写真

弘南鉄道(青森県弘前市)は田舎館村の「田んぼアート」第2会場の最寄り駅として、弘南線の尾上高校前~田舎館間に田んぼアート駅を建設した。7月27日に開業する。

弘南線が通っている田舎館村では、1993年から村おこしの一環として田んぼアートを行っている。色の異なる稲を使って田んぼに巨大な絵を表現するもので、現在は毎年20万人以上の観光客が訪れるようになった。

田んぼアートが行われている田んぼは当初、村役場東側の水田だけだったが、2012年からは道の駅いなかだて「弥生の里」施設内の田んぼも第2会場に設定されている、こうしたことから、道の駅いなかだての西側を通る弘南線に新駅を整備する構想が浮上。田舎館村が建設費を全額負担して新駅を建設した。

田んぼアート駅は田舎館駅から弘前方へ約500m、道の駅いなかだてに隣接する大曲踏切付近に建設された。4月から11月末までの季節営業駅で、営業期間中は弘前8時30分~17時発と黒石8時50分~17時20分発の列車のみ停車する。

開業当日は一部の列車に記念ヘッドマークを取り付けて運行するほか、田んぼアート駅の駅前特設会場で弘南鉄道の旧備品類やグッズなどを販売するイベント行う。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
  2. スズキ『ジムニー』、フランス最終モデルは55台限り…6月末に発売へ
  3. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  4. アルファロメオの新型コンパクトSUV『ジュニア』日本発売、ハイブリッド車が420万円から
  5. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る