鈴鹿4耐、ディマス・エッキープラタマ/イズワンディ・ムイス組が優勝

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
表彰式
表彰式 全 10 枚 拡大写真

アマチュアライダーの祭典、鈴鹿4時間耐久ロードレース(鈴鹿4耐)が7月27日、鈴鹿サーキットで開催された。

ポールポジションは#48 加藤久幸/池田貴彦組、#27 エッキープラタマ/ムイス組は2番手。3番手に#56 西馬良祐/森中忍組となった。

ル・マン式スタートで始まったレースは、#48 加藤がホールショットを奪い、#27 エッキープラタマが追う展開となり、2台が抜けはじめたが、シケインで多重クラッシュが発生。さらに2ラップ目の最終コーナーで、再び多重クラッシュが起き、セーフティカ―導入。その間にもホームストレートで2台のクラッシュが起き、粉々のマシンがグリーン上に横たわる事態となった。

セーフティカーが解除されたのは8ラップ目、ここでレースが再開。#48 加藤、#27 エッキープラタマ、#25 サシ・タレンのトップ争いをとなり、#73 伊賀並が追う。14ラップ目には#27 エッキープラタマがトップを奪い、リードを広げる。17ラップ目には、上位陣が1回目のルーティンでライダー交代を行った。

18ラップ目、#48 池田、#11 耳野、#27 ムイス、#25 ロザイマンとオーダーが変わる。続く19周目の1コーナーで、首位の#48 池田が転倒。20ラップ目、#11 耳野からトップを奪った#27 ムイスがレースをリード。それを#11 耳野、#25 ロザイマン、#45 井上、#56 西馬が追う展開となる。

34ラップ目を迎えると2回目のルーティンピットイン。#27 ムイスはエッキープラタマへ交代し、#45 井上、#25 サシ・タレン、#56 森中、#11 遠藤と続く。その後、43ラップ目には200Rで転倒したマシンの影響で、再びセーフティカーが入り、ポジションもその差が変化。、#27 エッキープラタマ、#11 遠藤、#45 茨木、#56 森中、#25 サシ・タレンと変わり、セーフティカーが解除され、46ラップ目にリスタート。#27 エッキープラタマ、#11 遠藤、#45 茨木のオーダー。

50ラップ目になると3回目のルーティンとなり、#27 エッキープラタマはムイスへとチェンジ。#27 ムイス、#11 耳野、#45 井上、#25 ロザイマン、#50 武田数馬、#52 島崎一臣が続いた。66ラップ目、トップとの差を約8秒とした#11 耳野は遠藤へとライダー交代。続いて3番手を走行していた#45 井上がピットイン、茨木へと交代する。

68ラップ目、トップの#27 ムイスからエッキープラタマへと交代し、#11 遠藤とトップ争いを展開。続く69ラップ目に#11 遠藤がトップに立ち、それを#27 エッキープラタマが追いかけ、#27 エッキープラタマは70ラップ目には首位を奪い返す。しかし、その差は約0.3秒。71ラップ目には再度、#11 遠藤が首位を奪い、#27 エッキープラタマ、#45 茨木、#25 サシ・タレン、#52 中垣、#50 塚本と続く。

#27 エッキープラタマがヘアピン進入で痛恨のスリップダウン、首位は#11 遠藤へと変わる。しかし、2番手となった#27 エッキープラタマは2分20秒台にタイムを上げ、猛追。#11 遠藤が2分23秒~24秒台、1ラップにつき2~3秒を詰め、80ラップ目には17~18秒あった差を約9秒まで詰める。

81ラップ目に#11 遠藤は耳野へとライダーを交代すると、その間に#27 エッキープラタマがトップに立つ。#27 エッキープラタマは、85ラップ目にムイスへと最後のライダー交代。#11 耳野は独走体制を築きあげるが、残り4ラップとなった94ラップ目、スプーンでまさかのマシンストップ。そのままリタイアとなってしまう。変わってトップにたった#27 ムイスが、そのまま優勝のチェッカーを受けた。2位には#45 井上が入り、3位に#25 ロザイマンが入った。

■鈴鹿4時間耐久ロードレース・決勝結果
1位:#27 ディマス・エッキープラタマ/イズワンディ・ムイス(ホンダ)
2位:#45 茨木繁/井上拓海(ヤマハ)
3位:#25 モハメド・ロザイマン/サシ・タレン(ホンダ)
4位:#50 塚本耕平/武田数馬(スズキ)
5位:#52 中垣寿郎/島崎一臣(ホンダ)
6位:#70 森田弘孝/中村博明(ヤマハ)

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  2. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
  3. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  4. アルファロメオの新型コンパクトSUV『ジュニア』日本発売、ハイブリッド車が420万円から
  5. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る