近鉄、生駒ケーブル95周年記念のイベントなど実施

鉄道 企業動向
開業95周年を迎える生駒ケーブル。写真は生駒ケーブルの最初の開業区間(宝山寺線)。
開業95周年を迎える生駒ケーブル。写真は生駒ケーブルの最初の開業区間(宝山寺線)。 全 2 枚 拡大写真

近畿日本鉄道(近鉄)は7月26日、生駒鋼索線(生駒ケーブル)の開業95周年を記念し、8月17日に「夏休み特別企画“ケーブル&宝山寺見学+洗車体験の旅”」を、8月31日に「生駒ケーブル・ミニまつり」をそれぞれ開催すると発表した。

生駒ケーブルは1918年8月29日、生駒鋼索鉄道の手により開業した日本初のケーブルカー。当初は鳥居前~宝山寺間(宝山寺線)の0.9kmのみ結んでいたが、1929年3月27日に宝山寺~生駒山上間(山上線)の1.1kmが開業した。その間、大阪電気軌道(現在の近鉄)が1922年に生駒鋼索鉄道を合併し、現在も近鉄のケーブルカーとして運営されている。

8月17日のツアーでは、山上線の梅屋敷駅まで生駒ケーブルに乗車し、宝山寺(生駒聖天)で法話を聴講。その後、宝山寺駅にある運転室と巻上場を見学する。このほか、けいはんな線東生駒車庫で車両の「洗車体験」も行う。旅行代金は大阪難波発が大人3060円、子供2570円、近鉄名古屋発が大人6680円、子供4850円。

8月31日の「生駒ケーブル・ミニまつり」は宝山寺駅改札内と鳥居前駅で実施。ケーブルカーの仕組みに関する説明会や写真展、グッズ販売などを行う。

《草町義和》

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