【キッズエンジニア13】電動カートと木製ミニカー…ホンダ

モータースポーツ/エンタメ エンタメ・イベント
キッズエンジニア2013 ホンダブース
キッズエンジニア2013 ホンダブース 全 12 枚 拡大写真

小学生を対象にした体験型学習イベント「キッズエンジニア2013」(自動車技術会主催、7月27~28日開催)で、ホンダは2つのプログラムを用意した。

【画像全12枚】

1つは「ファンビークル クルマの仕組みを体験しよう」。電動カートを組み立て、それを専用コースで運転できるというもの。工具を使ってタイヤとサスペンションを交換することができる。もう1つは、いろいろな形をした木の部品を自由に組み合わせてクルマをつくる「ワクワクころころカー」だ。

前者のファンビークルについて、同社渉外部技術主任の加世山秀樹さんは「タイヤとサスペンションは、それぞれ柔らかめと硬めの2種類を用意しました。柔らかめを選ぶと乗り心地はソフトになってラグジュアリー向け、硬めならスポーツカー向けということも教えます」と説明する。電動カート1台につき4人の子どもがつく。

プログラム提供者にとって悩ましいのは「個人差」だ。ホンダのプログラムは、小学1年生~6年生を対象にしているため、どうしても能力差が出てしまうという。作業が遅い人もいれば速い人もいる。小学高学年だとファンビークルは物足りないようだ。一方、ワクワクころころカーは、高学年の方が受けはいい。2つのプログラムを用意した狙いはそこにある。

「それでも教え方は難しいですね。そもそも先生じゃないので。基本的に同じプログラムを続けていますが、少しずつ改善しています」(加世山さん)。

電動カートの組み立ては小学低学年でもできるくらいだから非常に簡単だ。とはいえ、デフが装備されているなど大人が見ても興味深いところがある。

《村尾純司@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産、新型『エルグランド』世界初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. 放置した夏の汚れがニオイに変わる前に! プロ目線で学ぶ車内清掃の正解~Weeklyメンテナンス~
  3. RAYSからコスパ最強シリーズ「RSS」が爆誕!“各車種専用設計”でもうホイール選びは迷わない、冬も夏も即戦力だPR
  4. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  5. 日産の新型SUV『テクトン』、写真公開…2026年発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る