【F1 ハンガリーGP】DRS不正使用でフェラーリに罰金処分

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
2013年 F1 ハンガリーGP  フェラーリ
2013年 F1 ハンガリーGP フェラーリ 全 4 枚 拡大写真

ハンガリーGPのレーススチュワードからフェラーリに対して、1万5千ユーロの罰金が申し渡された。ブダペストのレース中にフェルナンド・アロンソが不正にDRSを使用した一件に対する処分である。

FIAテクニカルデリゲート、ジョー・バウアーは、アロンソがディテクションポイント通過時に前車との間隔が1秒以上開いているにも関わらずDRSを使用したデータがレース中に少なくとも3回残されていることを発見し、これをスチュワード側に通知していた。

ハンガリーGPのレーススチュワードは審議の結果、アロンソによる意図的な反則ではなく、チーム側のエラーが原因であり、なおかつこの行為によるメリットは軽微であったと判断した。

スチュワードの公式リリースから。

「フェラーリチームは、DRS表示システムシステムをプレレースモードからレースモードに切り替えることを怠った。このため、ドライバーには不正確な「DRS使用可」のメッセージが示され、これにしたがって3度の操作を行なったものである。チームはエラーに気付いた時点で直ちにドライバーに伝達し、チームから(無線で)指示された時以外はDRSを使用しないように指示している。

ただし、スポーツ上のアドバンテージが小さかったことと(レース全体で1秒に満たない)チームからはカーナンバー3が合法的に使用できる場合も使用しなかったというディスアドバンテージを受け入れたという弁明があった。これらを考慮しても、DRSシステムをレギュレーション通りに作動させる義務はチームに帰するものである」

結論として、アロンソが獲得したポイントと比較すれば、罰金など微々たるものだろう。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
  2. スズキ『ジムニー』、フランス最終モデルは55台限り…6月末に発売へ
  3. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  4. アルファロメオの新型コンパクトSUV『ジュニア』日本発売、ハイブリッド車が420万円から
  5. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る