シボレーの小型SUV、トラックス…韓国衝突テストで最高評価

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シボレー トラックス
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米国の自動車最大手、GMのシボレーブランドは7月29日、小型SUVの『トラックス』が、韓国の衝突安全テスト(KNCAP)において、最優秀評価を獲得したと発表した。

トラックスは2012年9月、パリモーターショー12で初公開。世界140か国以上で販売されるグローバル小型SUVとして開発された。GMは2012年1月のデトロイトモーターショー12でビュイック『アンコール』を、3月のジュネーブモーターショー12でオペル『モッカ』を発表。トラックスは、この2車と基本を共用する兄弟車。

先に登場したアンコール、モッカとの違いは、フロントマスク。グリルやヘッドランプを専用デザインとし、シボレーファミリーの表情を作り出す。また、大人5名が余裕を持って乗車できる室内空間と、クラス最高レベルの荷室容量は、アンコールとモッカから受け継がれる。

欧州仕様のエンジンは、ガソリン2、ディーゼル1の3ユニット。ガソリンの1.6リットル直列4気筒ターボは、最大出力140ps、最大トルク20.4kgmを発生。ディーゼルは1.7リットル直列4気筒ターボで、最大出力130ps、最大トルク30.6kgmを引き出す。

今回、シボレートラックスは、韓国のKNCAPを受けた。56km/hでの前面衝突や、サイドポール衝突テストを実施し、総合得点は93.5点。同時にテストを受けた5台の中で、最も優秀な結果を残し、KNCAPから最高の安全性評価の5つ星と認定された。

GMコレアのDongseok Kim安全ディレクターは、「トラックスは『スパーク』、『アベオ』、『クルーズ』、『マリブ』などに続くKNCAPでの最高評価。今回の結果は、韓国の顧客にGMの商品をいっそうアピールする機会になるだろう」と述べている。

《森脇稔》

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