ルノー、仏商用車工場が累計生産200万台…33年で達成

自動車 ビジネス 企業動向
累計生産200万台を達成したルノーグループ商用車生産子会社、soVABバティーイ工場
累計生産200万台を達成したルノーグループ商用車生産子会社、soVABバティーイ工場 全 1 枚 拡大写真

フランスの自動車大手のルノーは、フランスのバティーイ工場におけるLCV(軽商用車)の累計生産台数が、200万台に到達したと発表した。

ルノーグループには、商用車を生産する子会社、soVABがある。バティーイ工場は、このsoVABの主力工場。soVABのバティーイ工場では1980年、大型バンの生産を開始。1997年まで、初代『マスター』を組み立て、1997年には2代目に移行。2010年からは、3代目の生産を開始した。

また、soVABはルノーだけでなく、日産やGMの欧州部門、オペルの商用車も組み立て。1998年からは、ルノーとGMの合意に基づき、オペル『Movano』の生産を開始。日産向けには2002年から『インタースター』、2011年からは『NV400』を組み立てている。

今回、soVABのバティーイ工場では、LCVの累計生産台数が200万台に到達。生産開始から33年での記録達成だ。記念すべき200万台目は、最新のマスター。モロッコの通信会社に向けて、出荷された。

ルノーのLCV部門のJuan Jose Palomoディレクターは、「LCVはルノーグループが国際化を進める上で、戦略の柱になるもの。モロッコの顧客は、商品のクオリティと充実したサービスネットワークを認めてくれるだろう」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  5. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る