川崎重工第1四半期決算、モーターサイクル&エンジン事業などが好調で営業利益1.5倍増

モーターサイクル 企業動向
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川崎重工業が発表した2013年4~6月期(第1四半期)の連結決算は、営業利益が前年同期比148.4%増の167億5200万円と大幅増益となった。

精密機械、ガスタービン・機械等が減益となったものの、円安の影響等により航空宇宙、船舶海洋、モーターサイクル&エンジン等が増益・改善となり、営業利益は大幅な増益となった。

売上高は、精密機械、ガスタービン・機械等で減収となったものの、モーターサイクル&エンジン、航空宇宙等が増収となったことにより、全体では同2.7%減の2835億3000万円と、前年同期並みとなった。

受注面では、車両、航空宇宙等での増加がプラント・環境等での減少を補い、全体では増加となった。

しかし、経常利益は為替差損益の悪化等により同19.8%減の94億円となった。当期純利益は同25.4%減の44億9600万円だった。

モーターサイクル&エンジン事業は、売上高が同26.3%増の674億9300万円。米国向けおよびタイやインドネシアを中心とする新興国向け二輪車の増加等により増収となった。営業損益は増収や収益性の向上等により24億8200万円の黒字となった。前年同期は3億4700万円の赤字だった。

なお、第2四半期業績見通しについては、為替が前提レートを上回る水準で推移した第1四半期の実績を反映し、営業利益を4月公表比40億円増の240億円に上方修正した。ただし、経常利益については為替ヘッジの実施等により影響は限定的となっていることから、4月公表比10億円増の180億円、四半期純利益については4月公表比5億円増の115億円に上方修正した。通期業績見通しは前回予想を据え置いた。

《纐纈敏也@DAYS》

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