BMW「i」の最初の市販車、i3…試乗申込みは全世界で9万人以上

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BMW i3
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BMWグループが、7月29日に発表した『i3』。この電動化技術に特化して立ち上げた新ブランド、「i」の市販第一号車に対して、顧客の関心が高い実態が分かった。

これは7月29日、BMWグループが明らかにしたもの。同社は、「i3の試乗申込みが、すでに全世界で9万人を超えている」と公表。また、i3は公式Facebookページを立ち上げている。ここでも、「すでに120万人以上のファンを獲得した」と発表している。

i3の小型のEV。モーターは最大出力170ps、最大トルク25.5kgmを発生。0-100km/h加速7.2秒。最高速150km/h(リミッター作動)。二次電池は、蓄電容量22kWhのリチウムイオンバッテリー。1回の充電で、最大160kmを走行可能。充電は約8時間で、急速チャージャーを使えば80%の容量を約30分で充電できる。

またi3には、パワートレインのオプションとして、プラグインハイブリッド(PHV)も設定。最大出力170ps、最大トルク25.5kgmを発生するモーターの上に、発電専用の排気量650ccの2気筒ガソリンエンジン(最大出力34ps)をレイアウト。最大で、およそ300km程度の航続距離を実現する。

i3は2013年11月、ドイツや欧州主要国で発売。2014年前半には、米国、中国、日本など、世界市場へ拡大投入される。BMWグループのノベルト・ライトホーファー取締役会会長は、「i3は単なる車ではなく、持続可能なモビリティに向けた革新的なステップ」とコメントしている。

《森脇稔》

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