富士重工高橋専務、機会あればさらに業績上ブレに努力

自動車 ビジネス 企業動向

富士重工業(スバル)が7月31日に発表した2014年3月期の連結業績予想は上方修正され、営業利益、純利益ともに2期連続で最高を更新する内容となった。

もっとも、今回併せて上方修正された中間期(4-9月)とともに、反映されたのは、過去最高だった4-6月期の上ブレ分のみとなった。業績を大きく左右する為替レートについても第2四半期以降の前提レートは1ドル90円と、期初の想定を据え置いている。

高橋充・取締役専務執行役員は「(通貨は)2国間のことなので、何が起こるかわからない」と、保守的に前提をセットした理由を解説した。また今回、連結営業利益で180億円上方修正の1980億円(前期比64%増)と定めた利益目標については「この数値に向けて全社で全力を挙げて取り組む」と言及した。

もっとも、現状の為替レートや主力市場の北米販売の好調さからは、相当な上積みも可能と見るのが妥当。高橋専務は「機会があれば、さらに上ブレるよう努力していきたい」と話した。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  5. 日産『エクストレイル』米国版が2026年型に、新グレード「ダークアーマー」設定
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る