フォード、米工場で新規雇用者の訓練開始…主力セダンの生産準備

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フォードの米ミシガン州のフラットロック工場。フュージョンの生産に向けて新規雇用者を指導
フォードの米ミシガン州のフラットロック工場。フュージョンの生産に向けて新規雇用者を指導 全 2 枚 拡大写真

米国の自動車大手、フォードモーターは7月31日、ミシガン州のフラットロック工場において、1400名の新規雇用者の訓練を開始したと発表した。

今回の新規雇用者は、フォードモーターの主力中型セダン、フォード『フュージョン』の生産に備えるために採用。フュージョンの2013年上半期(1‐6月)の米国新車販売は、前年同期比18%増の16万1146台と好調。そのため、フォードモーターは、フラットロック工場でもフュージョンを組み立てることを決めた。

フラットロック工場では現在、1400名の新規雇用者に対して、フュージョンの組み立てに向けた訓練を実施中。熟練の職人が新人に対して、車両組み立ての基礎を指導している。

同工場では2013年秋までに、フュージョンの組み立てを開始する計画。同工場では現在、およそ1600名の従業員がフォード『マスタング』を組み立てている。2013年秋からは、2シフトの約3000名体制で、マスタングとフュージョンを組み立てる。

フュージョンは現在、メキシコ工場だけで生産中。フォードモーターは2012年秋、フラットロック工場に1400名を新規雇用すると発表していた。

《森脇稔》

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