カンボジアで不発地雷が爆発、親子3人が死亡

エマージング・マーケット 東南アジア
カンボジアで不発地雷が爆発、親子3人が死亡
カンボジアで不発地雷が爆発、親子3人が死亡 全 1 枚 拡大写真

現地紙「Phnom Penh Post」によると、ウドーミエンチェイ州で、男性が運転していた牛車が埋められていた2つの地雷を踏み、運転手の男性と2人の子供が亡くなる惨事が起こった。

El Bol さん(45)は、13歳の息子と12歳の娘とともに牛車に乗っていた。「森を立ち去る時に始まった集中豪雨が、土に埋もれていた不発地雷を顕わにし、牛車の重みを感知しやすくした。」と、トラパン・プラサット地区警察のKeo Tan署長は説明した。

爆発は7月30日の午後1時半ごろ(現地時間)、クメール・ルージュの元基地からわずか1kmにある、オブスバイコミューンの森で起き、「爆発のあと駆けつけた警察は事故現場で、水牛と3人の死体を発見した。周囲は、牛車と木々の破片が散乱していた。」と、Tan署長は当時の状況を述べた。

警察の調べによると、現場には2つの地雷の信管が積み重なっており、十分に人体へダメージを与えらる、巧妙な仕組みの地雷本体も発見された。

3人が乗っていた牛車には、新しい家を建てるための資材が積まれていた。

《黒間 雅人》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  4. 日産『エクストレイル』米国版が2026年型に、新グレード「ダークアーマー」設定
  5. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  6. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  7. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  8. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  9. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  10. スズキの新型ネオレトロバイク『GSX-8T/TT』が日本初公開!「鈴鹿8耐」会場で目にしたファンの声は
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る