日本TI田口社長「車載用、産業機器向けにさらに注力する」

自動車 ビジネス 企業動向
日本テキサス・インスツルメンツ 田口倫彰社長
日本テキサス・インスツルメンツ 田口倫彰社長 全 4 枚 拡大写真
日本テキサス・インスツルメンツの田口倫彰社長は8月1日都内で会見し「半導体市況は継続的に5~10%伸びる」とした上で、「中でも車載用と産業機器向けは全体平均よりもさらに伸びるとみており、この分野にさらに注力する」との考えを示した。

このうち車載用に関しては「ワールドワイドも含めてリソースを大幅に増やしている。車載向け製品はこれまで車載事業部が造っていたが、それだけでは限界がある。もっと幅広い製品をお客様ニーズに応じて造るために車載事業部以外の部署でも車載用の製品化をしていく体制にした」ことを明らかにした。

また国内の半導体市場について「3月末でだいたい底は打ったという感はある。9月くらいまでは、緩やかではあるが上昇するとみている。けん引役は車載用と産業機器関係。ゲーム向けは今年上半期かなりつらいものがあったが、クリスマス商戦に向けて改善してきている」と述べた。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  3. 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
  4. ホンダ『ヴェゼル』、新グレード「RS」先行予約開始…10月発売へ
  5. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る