7月のトヨタ米国新車販売、17.3%増…プリウスは40%の大幅増

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トヨタ・プリウス(米国仕様)
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トヨタ自動車の米国法人、米国トヨタ販売は8月1日、7月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は19万3394台。前年同月比は17.3%増と、3か月連続で前年実績を上回った。

トヨタブランドの乗用車系では、ベストセラー乗用車の『カムリ』が、3万4780台を販売。前年同月比は16.3%増と、2か月連続で増加した。新型発売を控えた『カローラ』は3.5%増の2万4463台と、4か月ぶりに回復。『プリウス』は7月としては過去最高の2万3294台を売り上げ、前年同月比は40%の大幅増。3か月連続でプラスを維持する。

トヨタブランドのライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、新型を投入した『RAV4』が前年同月比28.1%増の1万9538台と、4か月連続で増加。6か月連続で月販記録を更新した。『ハイランダー』は2.2%増の1万0908台と、2か月連続のプラス。大型ピックアップトラックの『タンドラ』は7%増の9820台、小型ピックアップトラックの『タコマ』は22.3%増の1万3882台と、引き続き好調。

レクサスブランドでは、SUVの『RX』が前年同月比14.7%増の8437台と、2か月連続で増加。モデルチェンジした『ES』は、62%増の6089台と、引き続き大きく伸びた。新型『GS』は1722台を売り上げ、前年同月比は3.6%増と2か月ぶりに回復。大幅改良を受けた『LS』は、23.3%増の661台。新型を投入した『IS』は、58.6%増の3641台と大きく増えた。

トヨタの2013年1-7月米国新車販売は、前年同期比7.5%増の130万2185台。米国トヨタ販売のビル・ファイ副社長は、「7月の強固な販売結果は、経済の確かな回復を示すもの」と述べている。

《森脇稔》

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