ヘンケル、瞬間凍結で錆びたボルトを取り外す潤滑剤を発売

自動車 ビジネス 企業動向
ヘンケル・ロックタイト フリーズ&リリース
ヘンケル・ロックタイト フリーズ&リリース 全 2 枚 拡大写真
ヘンケルジャパンは、瞬間的に凍結させるショックフリーズ効果により、錆や腐食で固着したボルト・ナットなどを取り外しやすくする潤滑剤「ロックタイト フリーズ&リリース」を日本に導入し、8月中旬に販売を開始する。

新製品は、マイナス43度のショックフリーズ効果で金属部分を瞬間的に凍結、収縮。収縮によって生じた錆の隙間に潤滑剤が浸透することで、固着していたボルト・ナットが取り外しやすくなる。さらに、一時防錆効果もあるため、外れたボルト・ナットは腐食に強くなり、表面はなめらかになる。

これまで、錆や腐食によりボルト・ナットが固着して取り外せなくなった場合は、熱するか、焼き切って取り外すという危険な作業が必要だった。中心部に向けてスプレーするだけの「ロックタイト フリーズ&リリース」は、労働環境の改善や作業効率の向上などを目的に開発されたという。

ヘンケルジャパンでは自動車、農業/建設機械、工業設備/機器、その他幅広い産業に向けて新製品の販売を展開していく。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. セナのF1マシンにインスパイア、12台限りのロータス『エミーラ』が公開…IAAモビリティ2025
  2. フェラーリ『849テスタロッサ』、日本初披露…価格は6465万円から
  3. 日産の新デザイン、『セントラ』新型を米国発表…「Vモーショングリル」に新解釈
  4. 「可愛い」とは何なのか? スズキ『アルトラパン』CMFデザイナーが語る「可愛いの多様化」に応える色とデザイン
  5. トヨタ『ランドクルーザー250』、米2026年型は今秋発売…日本にない326馬力「i-FORCE MAXハイブリッド」搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る