7月のボルボ米国販売、3.4%増…S60 が20.3%増と牽引
自動車 ビジネス
海外マーケット

車種別では、これまで好調だった中型クロスオーバーの『XC60』が後退。7月は1740台にとどまり、前年同月比は2.4%減と、マイナスに転じた。これは、2014年モデル投入を控えた影響。一方、モデル末期の『XC90』は811台を売り上げ、前年同月比は4.9%増と回復。
また、生産を終了した入門コンパクトの『C30』は7月、142台を販売。前年同月比は47.6%減と、3か月連続で前年実績を割り込む。
中型セダンの『S60』は、2010年に投入された現行型が、7月は2326台を販売。前年同月比は20.3%増と、3か月連続のプラスを維持した。『V60』や『V70』が用意されない米国で、唯一のワゴンとなる『XC70』は、前年同月比4.8%増の440台と、2か月連続の前年実績超え。
ボルボカーズの2013年1-7月米国新車販売は3万8487台で、前年同期比は4.6%のマイナス。同社は主力車種に2014年モデルを設定し、2013年後半の販売増を目指す。
《森脇稔》