トヨタ、通期営業利益を1兆9400億円に上方修正

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トヨタ自動車は8月2日に4-6月期連結決算を発表するとともに、2014年3月期通期予想を上方修正して公表した。

円安効果などによる4-6月期の収益の上ぶれ分を織り込んだ。営業利益は期初予想より1400億円多い1兆9400億円(前期比47%増)、純利益は1100億円多い1兆4800億円(54%増)に見直した。

ただし第2四半期以降の為替レートは期初と同じ1ドル90円、1ユーロ120円を前提としており、依然として保守的な想定となった。東京で会見した佐々木卓夫常務役員は「為替はこの3か月間も変動した。第2四半期以降は見通しづらく、前提は変えなかった。収益構造の維持・改善に地道に取り組みたい」とコメントした。

通期の連結世界販売は、減速感が出ているアジアで6万台下方修正したが、逆に日本は10万台上乗せするなどにより、トータルでは910万台(前期比3%増)の計画を据え置いた。

《池原照雄》

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