7月のクライスラー米国販売、11%増…40か月連続の前年実績超え

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クライスラー300(日本名:300C)
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米国自動車大手、クライスラーグループは8月1日、7月の米国新車販売の結果をまとめた。総販売台数は14万0102台で、7月としては2006年に次ぐ記録。前年同月比は11%増で、40か月連続で前年実績を上回った。

7月販売の結果をブランド別で見ると、「クライスラー」が前年同月比4%減の1万9978台と、6か月ぶりのマイナス。「ジープ」は2%増の4万2277台と、4か月連続で前年実績を上回る。「ダッジ」は18%増の4万1986台、「ラム」は31%増の3万2078台と引き続き好調。

クライスラーブランドでは、ミニバンの『タウン&カントリー』が、前年同月比1%減の8060台と、4か月ぶりのマイナス。『300』は12%増の3796台と、6か月ぶりに回復。『200』は13%減の8122台と、3か月ぶりに前年実績を下回った。

ジープブランドでは、『グランドチェロキー』が前年同月比30%増の1万5019台と、4か月連続で増加。新型投入を控えた『リバティ』(日本名:『チェロキー』)は、99%減の60台と、引き続き大幅減。『ラングラー』は1万4404台を売り上げ、前年同月比は18%増と好調が続く。

ダッジブランドでは、ミニバンの『キャラバン』が前年同月比7%減の8583台と、2か月連続で減少。『チャレンジャー』は18%増の4271台と、4か月連続で増加。新型小型セダンの『ダート』は、6064台と好調な立ち上がり。ラムブランドでは、大型ピックアップトラックの『ラム』が、31%増の3万1314台と大幅増を維持する。

クライスラーグループの2013年1-7月米国新車販売は、前年同期比9%増の104万8434台。同社の米国営業担当責任者、レイ・ビッグランド氏は、「個人向け販売、とくにピックアップトラックとSUVの好調さが続く。これが40か月連続の前年実績超えの原動力になった」と述べている。

《森脇稔》

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