7月のメルセデス米国新車販売、18.5%増…Cクラスは34.3%の大幅増
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乗用車系では、米国におけるメルセデスベンツの入門車、『Cクラス』が前年同月比34.3%増の7604台と好調を維持。『Eクラス』は、改良新型モデルの投入により、10.1%増の5605台と、5か月ぶりに前年実績を上回る。『Sクラス』はモデル末期のため577台にとどまり、前年同月比は32.3%減と、2か月連続の前年実績割れ。
スポーツカーでは、新型『SLクラス』が前年同月比6.7%増の479台を販売。『SLKクラス』は102.1%増の475台と、3か月連続の前年実績超え。スーパーカーの『SLS AMG』は、52.5%減の28台と、9か月連続で前年実績を割り込む。
SUV系では、主力の『Mクラス』が前年同月比72.7%増の3092台と、4か月連続のプラス。そのロングボディ版の『GLクラス』は、13.2%減の2165台と、3か月ぶりのマイナス。『GLKクラス』は47.9%増の2780台と、引き続き好調。
メルセデスベンツの2013年1-7月米国新車販売は、前年同期比10.6%増の18万2315台。メルセデスベンツUSAのスティーブ・キャノン社長兼CEOは、「7月は乗用車、SUVともに2桁の伸び。メルセデスベンツの米国新車販売に減速の兆しは見えない」と述べている。
《森脇稔》