【ベスパ 946 発表】ピアッジオジャパン新井社長「ブランド認知度向上の足がかりに」

モーターサイクル 新型車
ベスパ 946 発表会
ベスパ 946 発表会 全 12 枚 拡大写真

8月5日、ピアッジオグループジャパンは都内でプレスカンファレンスを行い『ベスパ 946』の日本導入を発表した。

ベスパ 946は2011年に発表された『ベスパ 46』の市販モデルとして昨年のEICMAミラノショーに出展している。現行のGTSシリーズやLXシリーズとは連続性のない、プレミアムスクーターとして誕生した。出荷台数は20台、価格は115万円。ベスパ&ピアッジオ専売店であるスクーター・イタリアーノ店のみで販売される。

ピアッジオグループジャパンの新井文雄代表取締役は「946はネーミングにも現れているように、これまでとは一線を画すモデル。伝統的なデザインと低燃費、安全機能などの革新性を融合させることに成功している。また、イタリアのクラフトマンシップに乗っ取り、全行程がハンドメイドで生産されている点にも注目してほしい」と述べた。

導入の目的については「ありきたりなスクーターではなく高級ブランドを愛する方に向けて、満足いただける商品を提供することが必要だと感じた。また、この946をきっかけに、ベスパブランドのイメージと認知度をアップしたいと考えている。今後は販売店の新規展開や、アフターサービスの強化に一層力を入れていく」と話した。

また、「予約は本日から開始されるが、既に昨年の発表後から多くの問い合わせを受けているため、恐らく11月の出荷開始前に完売するだろう。決して高級路線でいくというわけではなく、ブランド内のプレミアムモデルとして受け止めていただきたい」と語った。

《吉田 瑶子》

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