ペンゲラン深海石油ターミナル、来年Q2に稼働 第1期の進捗状況は65%

エマージング・マーケット 東南アジア

ジョホール州南東部ペンゲランで進められているペンゲラン独立深海石油ターミナル(PIDPT)プロジェクトの第1期工事の進捗状況がすでに65%に達しており、来年第2四半期にも運転を開始する見通しだ。

ジョホール州石油開発公社(JPDC)のモハメド・ヤジッド・ジャファー最高責任者が明らかにした。

深海石油ターミナルは、ダイアログ・グループ、ジョホール政府、オランダのヴォパック社のコンソーシアムによるプロジェクト。2期に分けて開発される。貯蔵能力は500万立方メートルとなる見込み。第1期工事には90億リンギが投資されている。第1期分の貯蔵能力は130立方メートルとなる。

ペンゲランでは、国営石油会社ペトロリアム・ナショナル(ペトロナス)が石油精製・石油化学コンビナート(RAPID)建設を行っているが、インフラ整備などに問題が生じており2017年末の運転開始が見込まれている。また台湾の国光石化科技もペンゲランの石油及び石油化学投資を検討している。実現すれば130億米ドルにのぼる見込み。

広瀬やよい

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