いすゞ片山専務、国内トラック市場「しばらくは強いものがある」

自動車 ビジネス 企業動向
いすゞ自動車 片山正則取締役専務執行役員
いすゞ自動車 片山正則取締役専務執行役員 全 4 枚 拡大写真

いすゞ自動車の片山正則取締役専務執行役員は8月6日に都内で開いた決算会見で、国内のトラック市場について、「受注状況はかなり力強いものがある。現場の声と統計データ、いずれをみてもしばらくは強いものがある」との見方を示した。

片山専務は「第1四半期(4~6月)は、前年がエコカー補助金でかなり盛り上がったので、若干のマイナスだった。しかし、復興需要や、前回の排ガス規制時に買われた車両が代替サイクルにきていること、それに加えて政府の景気浮揚策が我々の販売においても確実にプラスになっている」と述べた。

さらに「東北地方は復興需要で引き続き高いが、東北以外でも建設系車両が非常に強い。このあたりは政府の施策の効果が需要を下支えしているとみている。カーゴ系に関しても、想定してなかった引き合いがきている、全般的に需要に関しては盛り上がってきている」とも語った。

いすゞの2013年度の国内販売計画は前年度比0.2%増の6万3000台と期初見込みを据え置いているが、足元の受注状況を受け、引上げ方向で見直す検討をしているという。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  2. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  3. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  4. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  5. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る