ピアッジオジャパン、今後も販売ネットワーク強化と新規モデル導入に注力

モーターサイクル 新型車
ベスパ 946 発表会
ベスパ 946 発表会 全 6 枚 拡大写真

ピアッジオグループジャパンは6日、都内でプレミアムスクーター『ベスパ946』を発表し、事業展開の方針についても言及した。

2010年まで『アプリリア』のみを取り扱ってきた同社は、昨年『モトグッチ』と『ベスパ』のインポーター権を移管し、現在は『ピアッジオ』を含めた4ブランドの輸入販売を行っている。

代表取締役の新井文雄氏は「今年からやっと日本でも受け入れられるモデルが充実し始めたと思う。ブランドが増えたことにより、専売店のネットワークを強化し、アフターセールスやパーツの供給体制も整えることが重要になる。これまではどのモデルがどこの販売店で手に入るか曖昧な部分があったので、専売店の明示、コーナー店拡大に尽力していく」と話した。
実際にパーツの値段を従来より20%ほど下げ、アパレルグッズの展開も予定しているという。

一方、『ジレラ』『デルビ』のインポーター・ディストリビューターを務める成川商会は本社の契約が2013年末で満了となるが「来年以降について具体的な話は出ていない」とした。

更に今後のモデル導入に関しては「レースマシンのスピリットを手軽に体験できる『RS4 50』(アプリリア)や、ABSを標準装備した『1200 SPORT 4V ABS』(モトグッチ)など多様なモデルを取り揃えている。また、『ベスパ946』は国内の交通事情に適した125cc 3バルブエンジンを搭載したスクーター。市場に合わせた幅広いラインナップの提供を継続する」と述べた。

また、「今まではマニアの方の需要に応えるという状況だったが、我々がやろうとしているのは、一般の方にも安心して乗っていただけるような環境を確立すること。ファッション性や乗り味の楽しさなど、国産車とは異なるイタリアブランドの魅力を堪能してほしい」と語った。

《吉田 瑶子》

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