【WRC】シトロエン、ラリーフィンランドの結果に失望を隠せず

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
ミッコ・ヒルボネン
ミッコ・ヒルボネン 全 2 枚 拡大写真

シトロエン・モータースポーツの指揮官であるイブ・マトンは、トップ3の結果を残せなかったことに失望の色を隠せないでいる。

シトロエンとラリーフィンランドは、これまで相性が良かった。2011年の2012年のイベントをセバスチャン・ローブが勝利し、今年は2009年の勝者であるミッコ・ヒルボネンをリード・ドライバーに擁して臨んだのだ。

そのヒルボネン、スタートこそ幸先よかったものの、第12ステージでスピンアウトし、2つのタイヤをパンクさせると共にサスペンションを損傷してしまい、トップ争いから脱落。ヒルボネンは最終的に優勝したオジエから1分21秒遅れの4位でフィニッシュすることとなったが、彼は「僕は4位になる為に、ここへ来たわけじゃない。この結果が残念であることは確かだ」と不満気に語った。

ヒルボネンのチームメートであるダニ・ソルドは、オジエからさらに6分以上遅れた5位でフィニッシュし、「正直言って、忘れてしまいたい週末だった」と無念さを語った。

チームの新参者であるクリス・ミーケもWRCのデビューながら5番手を走る快調さを見せたものの、最後から2番目のステージで横転を喫してしまった。

チームの指揮官であるイブ・マトンは、「表彰台に1台も車を送れなかったことは、返す返すも残念だ。DS3でのWRCデビューで、印象的なパフォーマンスを見せたクリスのことも残念だった。明日より我々は、ターマックのラリードイツについて考える」と語った。

《河村兵衛》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  2. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  3. リトラと決別した「ワイルド・キャット」、3代目ホンダ『プレリュード』【懐かしのカーカタログ】
  4. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  5. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る