【WRC】調子の上がるティエリー・ヌービルとの一問一答

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ティエリー・ヌービル
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ラリーフィンランドでオジエに続く2位となり、上昇気流に乗るフォード・フィエスタRSのドライバー、ティエリー・ヌービルがWRCのインタビューに応じた。

質問:ティエリー、ラリーフィンランドで信じられないような戦いをして2位となり、シーズンはどんどん良くなっていませんか?

ヌービル:良い感じだね。ニコラス(副ドライバー)と僕は良い仕事をした。僕は最後の幾つかのレースの結果で自信を得て、ただドライビングすることとプッシュすることの間に良いリズムを発見した。これは僕にとって2度目のフィンランドのレースで、皆は多くの経験が必要と言ったが、僕達は良い準備をして良いノートを作り出し、それが良いペースを作って結果を得ることができた。

質問:勝利が難しいとというのはいつ思いましたか?。

ヌービル:勝つことは考えていなかったよ。セブ(オジエ)はとても強く、追いつくのはちょっと不可能だと知っていた。初日の後、彼はそれほど良いリズムを持っていなかったようで、それは僕達にとって良く働いたので、もしかしたら表彰台は可能だと思った。だがマッズ(オストベルグ)は金曜日に激しくプッシュして11秒を得たので、僕達は頑張らないといけないと悟ったんだ。

質問:パワーステージでのポイントも同様ですが、最後のステージでミスを犯すかも知れないとナーバスではありませんでしたか?

ヌービル:セバスチャン(オジエ)が、最高のペースだったかどうかはわからない。僕は副ドライバーと話をして、僕達はゆっくり走ることができると彼は言ったが、最初のブレーキングが凄く良い感じがして、『オッケー。2ポイントだ』と思った。そしてセバスチャンが最後の方で僕より遅れていて、3ポイントを獲得できた。現在僕はヤリ‐マティと同じポイントで、彼を抜く為に勝利が必要なだけだ。

質問:今シーズン、勝利を手にする可能性はあると思いますか。

ヌービル:それは可能だが、セバスチャンがトラブルを抱える必要があると思うよ。僕はドイツでの、最初のターマックでのラリーをとても楽しみにしている。僕はこれまでにそこで2度レースを行ったが、フィエスタが舗装路の上でどう働くかを見る必要がある。もし僕達が良いセッティングを発見できたら、フォルクスワーゲンやシトロエンと互角に戦うことが可能だと思うね。

《河村兵衛》

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