西川ゴムは8月7日、米国クーパー スタンダード オートモーティブ(CSA)社と合弁でブラジルに自動車用ゴム・樹脂製品の製造加工・販売会社を設立すると発表した。
ブラジルにおける自動車市場の拡大に伴い、現地生産基盤を確立し、得意先自動車メーカーのニーズに対応する。なお、CSA社は既にブラジルにおいて事業展開しており、同社の運営経験を生かすため、合弁会社の形態を選択した。当面は、主として日系自動車メーカー向けに製品を供給する。
設立は2013年12月の予定で、資本金は830万米ドル(約8億円)。出資比率はCSA社60%、西川ゴム米国子会社が40%。2014年12月期に55億ブラジル・レアル(約18億円)の売上を目指す。